来春の沖縄コンサートを目指しています
2020年に突然すべてキャンセルになった日本を含めた九つのコンサート。
2022年秋に3年ぶりで日本に行けたのですが、まだ日本はコロナ禍の行き先が見えておらず、23年春に目指していたコンサートについて話すなどまったく不可能でした。23年の春にも日本に行きましたが、まだコロナは5類のままでした。22年春に始まったウクライナ戦争もまだ続いているし、ますます不穏な空気になってきました。日本への飛行時間も長いし、航空運賃も高くなるなど、悪条件も重なって、こちらも特に私は古希を迎えるなど、体力がいつまでもつか、など心配にもなっていました。
でも、新たな米軍基地の建設を阻止できないままでなく、あの美しい石垣島に自衛隊の基地ができて、「これで防衛の空白がなくなった」などと言われるのを聞いてショックです。
米軍基地の存在や海兵隊の素行が悪いんだろ、日本の自衛隊なら満足だろ、と言わんばかりです。
ウクライナ危機によって、北朝鮮の動きも、台湾の情勢もますますリスクが増しています。
相変わらず、コロナも、沖縄はいつも最前線のようです。
でも、だからなおさら、沖縄のみなさんと「音楽」を分かち合いたいとフランスから声を上げたい、どんなに小さな種でも、平和につながる希望の種を撒きたい、という私たちの意思は変わりません。
前回、いろいろ奔走してくださった現地の方にはできるだけ迷惑をかけない形で、エージェントを探して、何とか企画を考えています。
トリオの仲間の意欲はまったく変わっていません。
7/1には生徒の発表会の後、ミニコンサートでラモー、デュフリーなどを弾きましたが、「すごく幸せな気分になった」と皆に言ってもらえました。
警官による少年の射殺事件の後の「暴動」でミレイユ・ファーマーのスタード・ド・フランスでのメガ・コンサートが二晩とも中止になるなど、不穏な空気がピークになっていたタイミングでしたが、だからこそ、革命があっても、戦争があっても、18世紀のユニヴァーサリズムにのっとった音楽がまだ生き残っていることと、これからも伝え続けることの「奇跡」と「覚悟」を示すことができました。
「美」は存在するし、つなげていくことができる、ということを、ライブで伝えることが私たちの使命だとあらためて確信しました。
「できるだけ、ともう少し」をモットーに、前に進みたいと思います。
具体的になればまたご報告します。
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