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2025年10月 2日 (木)

新学年のトリオ・ニテテイス

9月からの新学年はトリオにとっての転換期がはじまる。

第一ギターのMが12月末に国立音楽院の教授職をリタイアするからだ。

今の職場の近くの自宅、パリの屋根裏部屋、クレタ島の別荘、パリ郊外の連れ合いの住まいをどう行き来するのだうか。

バスギターのHはまだまだリタイアには程遠いし、だんだんと条件が厳しくなっている公立学校での音楽教師の職のストレスとバロック・アンサンブルを両立する必要もある。それでも、日本の歌のバロックアレンジ、私のバロックバレーの楽譜から編曲してチェンバロで演奏してもらうなどたくさん注文している。

私自身が元気であるうちはトリオの活動は今まで通りだ。

私の年代の人の多くは、膝が痛いとか腰が痛いとかいろいろな症状を訴えている(パレエのクラスでも)が、私は今のところ、どこも痛くないし、肩、腕、指の動きに問題がないし、初見能力も落ちていないので、なんだか不思議な気もするし、これがいつまで続くのか不安でもある。

フランスでも日本でも、世界中の戦争や暴力や権力争いのニュースばかり入って来る毎日、漠然とした「終末観」に影響を受けないように、音楽を通した「美」と「愛」が存在し、それを出現させるのは「分かち合い」であるというメッセージをどんなにささやかにでもいいから伝えていきたい。

 

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