2027年春の沖縄公演は実現するか?
以前の記事から5ヶ月経過した。
いろいろなことが変わった。
年末でリタイアする予定だったMは、勤め先の国立音楽学校で後を受け継ぐギタリストが見つからず、請われた結果、今年の学年末までレッスンを続けることになった。
Hは前の勤務先よりも生徒の質が高いところに移ったにもかかわらず、時々ダメージを受けている。
だから次のプログラムのアレンジがなかなかできない。
でも、バロックバレーの「メラニー」のルールとリゴドンをチェンバロで録音してくれたり、Buryのチェンバロ曲などをトリオ用にアレンジしたりしてくれた。それをこの春に披露しようとしたのだけれど、練習が十分できなくてあきらめた。(6月に公開演奏の予定)
私自身、ヴィオラで参加したベートーヴェンの弦楽トリオNo9-1を2/14に弾くために毎日練習していたので、アイデンティティがヴィオラ奏者になった気がしたくらいだった。
けれども、トリオとしては、気になっていた沖縄公演に新しい光が差してきた。
チェロ奏者の友人Fさんから寄付をいただいたのだ。前に沖縄公演のために矯めていた予算は、2024年のチャリティ公演で使い果たしていた。
沖縄にこだわることなく、できる時にできるところで役に立てればいいと割り切ったからだ。
でも、今回の協力で、パリから沖縄へ、羽田乗り継ぎで直接行って、なんとか気持ちを届けたいという希望が生まれた。
沖縄のホテルグループにコネがある方を紹介していただけることになったので、まだどうなるか分からないけれど、運が良ければ実現するかもしれない。予算の問題でなくロジスティックの問題なのだ。コロナ禍ですべてのコネを失った後、どうすることもできなかった。
折しも、コロナ禍以降、ウクライナ戦争、イスラエルによるガザ攻撃、今はイランへの空爆と、世界中に不穏な情勢が広がっている。
沖縄は第二次世界大戦で日本で唯一地上戦の舞台となり、その後も米軍の占領が続き、いつも「捨て駒」のような目に遭ってきた。
どう見ても理不尽な辺野古基地建設問題も終わっていないし、今は、離島に自衛隊基地ができている。好戦的ととられる発言をする首相もでてきた。
沖縄を「平和」から遠ざける情勢が増している。
2020年に決まっていた美術館や教会でのコンサートや民族音楽との交流はもう望むべくもないけれど、来年の春、状況が整い、私たちの健康状態がゆるすなら、沖縄を通した平和を願う、ずっと変わらぬ気持ちを伝えたい。
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